札幌大学

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歴史文化専攻

多彩なフィールドワークがサツダイでの学びの魅力。
フィールドワークを通し、
自ら考え、判断し行動する力、
地域に貢献する力を身につけます。

歴史文化専攻は
こんな人におすすめ

01
北海道ならではの歴史探訪をしてみたい
02
日本や世界の歴史を学ぶのが好き
03
遺跡や歴史的建造物に興味がある

学びのポイント

  • フィールドワーク

    フィールドワークを通して、アイヌ文化、北方史、北方考古学など、北海道ならではの歴史や文化を学んでいきます。

  • 社会科教員としての貢献力

    歴史学、地理学、考古学、アイヌ文化を修得することで、中学校や高校の社会科教員にふさわしい地域貢献力を身につけます。

  • 学芸員に必要なスキル

    取得できる資格の一つである学芸員。歴史的な価値のある資料や古文書を読む力、フィールド調査の技術など、必要となる力を磨きます。

4年間の学び

取得できる学位►学士(文化学)

必修科目選択科目
※科目は年度により開講されない(休講)場合があります。

項目 1年 2年 3年?4年
基盤
教育科目
基盤教育科目
ゼミナール
入門演習
基礎演習
ゼミナールI
ゼミナールII
ゼミナールIII ゼミナールIV
ゼミナールV ゼミナールVI
日本史
歴史学入門
日本史概論Ⅰ日本史概論Ⅱ
日中交流論日本史特論
日本北方史
北海道近現代史
外国史
外国史(東洋史)A外国史(西洋史)A 外国史(東洋史)B外国史(西洋史)B 西洋美術史デザイン史
中国史A ロシア史A
中国史B ロシア史B
考古学
考古学特講Ⅰ考古学特講Ⅱ
考古学研究Ⅰ考古学研究Ⅱ
地理学
地理学入門
人文地理学 地誌学
自然地理学Ⅰ 自然地理学Ⅱ
アイヌ文化
アイヌの歴史と言語 アイヌの歴史 アイヌ工芸BⅠ アイヌ語Ⅰ アイヌ語Ⅱ アイヌ語Ⅲ アイヌ語Ⅳ
アイヌ工芸AⅠ アイヌ工芸AⅡ アイヌ工芸BⅡ アイヌ文化論Ⅰ アイヌ文化論Ⅱ アイヌ文学
アイヌ情報発信演習 アイヌデザイン演習 アイヌ語Ⅴ アイヌ語Ⅵ
関連科目
法学
哲学 倫理学 社会学 政治学 ミクロ経済学Ⅰ 日本文学史 文化人類学概論 スポーツ史 マクロ経済学Ⅰ
国際法

学びの特徴

現代から過去までの歴史はもちろん、世界中のさまざまな文化も学ぼう!
北海道の近現代の歴史を学ぶ 古代から近現代までの日本史を通史的に学んだ後、さまざまなテーマや視点から日本列島の歴史を学んでいくのがサツダイの特徴。3?4年次の「北海道近現代史」では、北海道の近現代の歴史について、政治史?社会史?経済史などさまざまなテーマから理解することをめざします。そのための作業として、公文書などの一次史料や、自治体史?部落史?郷土史といった文献を読解する能力を身につけます。
海外の歴史にも目を向ける 「外国史(東洋史)A?B」では、中国を中心としたユーラシア大陸東部の歴史を取り上げます。中国の歴史の特徴として、漢字?漢文?儒教などの漢民族の伝統や文化が、数千年にわたって受け継がれてきたことが挙げられます。漢民族以外の周辺諸民族が内中国を統治しても、漢民族の伝統や文化は途切れることはありませんでした。授業では、主に北方遊牧民との関係を中心に、中国王朝の歴史を古代から近世まで通史的に学びます。

進路イメージ

歴史を教える教師や、博物館?教育委員会に勤める
学芸員の資格を取得して、歴史専門分野のプロフェッショナルを目指せます。

取得できる資格

●中学校教諭一種免許状(社会)
●高等学校教諭一種免許状(地理歴史)
●博物館学芸員

めざす資格

●中学校?高等学校教員
●博物館学芸員
●地方公務員
●観光業
●各種民間企業 など

卒業後の進路

内定先
博物館網走監獄
湯浅 紅映さん

子どもたちの、心に残る施設づくりを。

湯浅 紅映さん

歴史文化専攻4年
北海道 北見北斗高等学校 出身

子どもの頃から博物館が好きな一方、教員にも興味があり、両方の資格が取れるサツダイに決めました。「博物館実習」では昆虫標本をつくったり、展示方法などを学んだり、実際の展示づくりにも挑戦!学生自治会とSU-kipの活動からは、チームワークや物事に臨機応変に対応する力、幅広い世代とのコミュニケーションを学びました。授業でも課外活動でも自分のやりたいことを追求し、 興味の幅が広げられるのはサツダイならでは。博物館網走監獄は子どもから海外の方まで、いろいろな方が訪れます。北海道の歴史を伝えながら、子どもたちに「楽しかった」と言われる施設づくりに取り組んでいきたいです。

PROFESSORxSTUDENT

歴史をさまざまな視点で学ぶ。
自分の「考えの軸」ができる!

謎が多いから考古学は面白い。
若林さん:

1年の「入門演習」で瀬川先生と出会って、「考古学って面白そう!」と思ったんです。

米澤さん:

私も!通っていた高校の校舎が国の重要文化財で、地元には遺跡が多くて。ずっと歴史に興味があって、そして「入門演習」で考古学が気になった!

瀬川先生:

私は土器とか石器とか、謎めいたものに惹かれたのが考古学を学んだきっかけですかね。

米澤さん:

謎が多いからこそ、柔軟に発想もできますよね。

若林さん:

僕は卒論のテーマを「三角縁神獣鏡」にしようと思ってる。

瀬川先生:

「卑弥呼の鏡」と言われて、もう100年以上も研究の歴史があるよね。そんな難しいものに正面から向かっていくのはすばらしいと思う。米澤さんも遺跡から当時の暮らしや人間関係を考察する論文にしていたね。二人とも、簡単なものに流れないのがすごいですよ。

北海道の歴史を自分のなかに。
米澤さん:

北海道の歴史を広く深く学ぶなら、一番充実していると思ってサツダイにしたんです。

若林さん:

地元の歴史を学べるっていいよね。あと、歴史もふまえながら経済とか地域とか社会科分野も広く学べる。

瀬川先生:

北方史やアイヌ文化史、考古学からの視点とか、いろいろな分野からトータルに北海道の歴史を学べるのがサツダイの大きな特徴。歴史から、自分たちが暮らす地を見つめ直す。そういった考えの軸を、自分のなかにつくるって大事だと思いますよ。

若林さん:

歴史を覚えるだけじゃなく、当時の社会情勢や心理まで深く考える。歴史をもとに自分はこれからどうすべきか考えられたのは、サツダイだからできた経験だと感じます

未来という歴史をつくる。
瀬川先生:

二人は、この先はどう考えているの?

米澤さん:

私は公務員。試験のサポートの充実も、サツダイを選んだ理由なんです。歴史を学んだからこそ得られた知識や考えを生かせる道を考えています。

若林さん:

僕の目標は教員採用試験の合格です。その後は、時間があるうちにゆっくり本を読みたいかな。

米澤さん:

私も、旅行とかボランティアとかやりたい!

瀬川先生:

それはぜひおすすめしたい。私の学生時代は考古学に夢中過ぎたから…。二人には、たくさん外の世界に触れて見聞を深めてほしいね。

学位授与の方針
[ディプロマ?ポリシー:DP]

教育課程編成?実施の方針
[カリキュラム?ポリシー:CP]

教育課程編成の目的

(1)歴史文化専攻では、歴史学?地理学?考古学?アイヌ文化等の専門知識を用いて、学校教育分野や文化財保護分野等において、地域社会に貢献できる人材を育成する。

(2)実物資料の計測、古文書の読解やフィールド調査の技術から、自ら考え、判断して行動できる課題解決能力を身につける。

学修過程(分類毎の履修の目的?目標?過程)
〈1〉日本史
日本史に関する専門知識を学び、長期的な思考と北海道、日本に対する俯瞰的な視野を身につける。
〈2〉外国史
外国史に関する専門知識を学び、長期的な思考や世界と日本との結びつき、文化の多様性?複合性への視野を身につける。
〈3〉地理学
地理学に関する専門知識を学び、北海道と日本、世界諸地域に対して地誌的に考察し、地理的な見方や考え方を身につける。
〈4〉考古学
考古学に関する専門知識を学び、北海道を中心とする日本列島に対する長期的な思考を身に付けると共に、文化財保護の意義を理解する。
〈5〉アイヌ文化
アイヌ民族の歴史や文化を学び、アイヌ文化を中心とする日本列島北部周辺に対する長期的かつ俯瞰的な視野を身につける。
〈6〉関連科目
教職課程の高等学校地理歴史科や中学校社会科、学芸員課程の資格取得に必要な知識を身に付ける。
〈7〉ゼミナール
文献資料や実物資料を客観的に把握し、観察する手法を学び、それを論理的に考察した上で、自ら課題を設定して卒業研究に取り組む。
教育課程の構成と学習成果(DP)との関係

歴史文化専攻カリキュラムマップ (PDF:637KB)

副専攻科目

歴史文化専攻を副専攻と認定する場合の条件は以下のとおり。

(1)以下に示す表の科目群から合計20単位以上を修得。

(2)科目群Ⅰから10単位以上を修得。

(3)科目群Ⅱから10単位以上を修得。

科目名(単位)
科目群Ⅰ 外国史(東洋史)A(2)
外国史(東洋史)B(2)
外国史(西洋史)A(2)
外国史(西洋史)B(2)
日本史概論Ⅰ(2)★
日本史概論Ⅱ(2)
人文地理学(2)
地誌学(2)
自然地理学Ⅰ(2)★
自然地理学Ⅱ(2)★
科目群Ⅱ アイヌ文化論Ⅰ(2)★
アイヌ文化論Ⅱ(2)★
日本北方史(2)★
アイヌの歴史(2)★
考古学特講Ⅰ(2)★
考古学特講Ⅱ(2)★
ロシア史A(2)
ロシア史B(2)
中国史A(2)
中国史B(2)

★はみらい志向プログラムの指定科目

学修方法と評価
  • 歴史学?地理学?考古学?アイヌ文化等について幅広く理解し、基礎的な知識を身につけ、さらに一つの分野を深く学ぶことで、学校教育、社会教育現場、文化財保護分野等への専門職に対応できる能力を身につける。
  • 資料を計測したり、古文書を読んだり、フィールド調査の技術を身につけたうえで、資料を客観的に把握し、報告?発表ができる。
  • 調査等の作業を通じ、物事に対し積極的、忍耐強くかかわり、自分で判断し行動することができる。
  • フィールドワーク等を通じ、課題解決のために集団の中で協同ができる。
  • 各科目は、試験またはレポートにより100点満点でAA~Eの6段階で評価し、60点以上を合格とする。

入学者受入れの方針
[アドミッション?ポリシー:AP]

札幌大学では、豊かな教養と確かな実践力を備え、他者と協力し、未来を切り拓き、地域や世界へはばたこうとする意欲的で多様な価値観をもつ学生を求めています。そのため、歴史文化専攻では、学力の3要素毎に以下のような資質?能力?意欲を持った人物を入学者として受け入れています。

歴史文化専攻 [入学者受入れの方針(アドミッション?ポリシー)]については、以下のファイルをご確認ください。

歴史文化専攻 「入学者受入れの方針(アドミッション?ポリシー)」(PDF:598KB)